大阪府出身のタレント・はるな愛さん。
一時は多くのバラエティ番組で活躍していましたが、最近は露出が少なくなっています。
そのため、一部では干された、消えたと言われているようですが、その理由は？
現在は飲食店の経営もしているようですが、その他の活動は？
この記事でははるな愛さんの干されたと言われる理由や現在の活動についてリサーチしています。
はるな愛は幼少期から女性として意識
1972年7月21日生まれ。大阪府大阪市住吉区（現・平野区）。
本名は 大西 賢示（おおにし けんじ）。
愛媛県宇和島市出身の父親と西宇和郡伊方町出身の母親の間に2人兄弟の長男として誕生。
弟は1歳年下。
父親は長距離とトラックの運転手、母親は事務員で幼少期は団地に住んでいました。
自身を女性だと意識したのは物心ついた頃からで、幼稚園の頃にはお母さんの役をやるような子供で、「自分はどうして女の子じゃないんだろう」とずっと疑問に思っていたといいます。
小学生の時には女装をして松田聖子さんのものまねでテレビに出演、学校のプールの時間は自分が男の子という姿を見られたくなくて、なるべく休んでいたました。
自分の性別に悩み思春期の頃には、自分の未来を思い描くことができなくなっていたといいます。
幼少期から女の子の服を着ていましたが、小学校は幼稚園からの持ち上がりで友達が多かったためあまりいじめられることはなかったといいます。
中学校は他の小学校からの生徒も来るので、ガニ股で歩くなど、男らしさを演じていましたが、小学生の時に松田聖子さんのものまねを知った、同級生からいじめが始まったといいます。
いじめは暴力や、掃除道具入れのロッカーに閉じ込められた倒されたこともあり、一時は命を絶つことも考えたそうです。
カミングアウト時の両親の反応
高校は東大阪大学柏原高校（偏差値40）に進学し、空手部に入部しました
父親は怖くカミングアウトがなかなかできませんでしたが、高校時代にカミングアウト。
手が出る父親だったのでファミリーレストランで、「女の子で生きていきたい」と明したといます。
すると父親は、はるなさんの前で初めて涙を流し、「わかった。お前がそこまでいうなら、男なら一番になって、絶対人生悔いのないように、後悔だけするな」と言ってくれたそうです。
母親ははるなさんの性別的意識に気が付くと、子供の頃から家の中で無視されていたといい、理解されたのはテレビに出るようになってからでした。
大人になってから「無視」した理由について聞くと、「自分を責めていた」と言われたそうです。
ブレイクのきっかけはポリープ
高校を中退後、大阪・心斎橋にあるニューハーフショーパブ「冗談酒場」勤務を経て、1991年にはショーパブ「Tootsie」梅田店に勤務。
1995年には大阪で性別適合手術を受けました。
芸能界デビューは1996年。
『上岡龍太郎がズバリ!』（TBS）でニューハーフを50人集める企画がありはるなさんも出演。
この番組がきっかけでテレビ番組呼ばれるようになり、人気番組だった『快傑えみちゃんねる』（関西テレビ）にレギュラーメンバーとして出演。
番組でたびたび一緒になった飯島愛さんに誘われたことがきっかけで、24歳の時に上京。
上京後はテレビ番組に出演しながら、三軒茶屋でバーを経営。
当初は女性としてお店に出ていましたが、苦戦し約半年後にニューハーフとして1人でショータイムをやるようになると繁盛するようになったといいます。
ショーでは松田聖子さんなど好きなアイドルの歌真似をしていましたが、歌い過ぎてポリープができてしまい、そこでエアあやや、エア聖子、エアミキティ、エアブリトニー・スピアーズなどを始めたそうです。
すると、店はさらに繁盛するようになり、2008年にテレビ番組でエアあややを披露すると人気となり、「言うよね～」のセリフと共にブレイク。
2009年にはニューハーフ世界のミスコンである「ミス・インターナショナル・クイーン 2009」で優勝。
前哨戦である『Angel of Talent contest』でも優勝し、2冠を獲得。
2010年には『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』のマラソンランナーに抜擢され、番組史上初のトランスジェンダーランナーとなりました。
はるな愛は干された？消えた？
多くのバラエティ番組で活躍していましたが、交際していた20歳利氏の男性と破局後は、体重が20キロも増加する激太り。
2018年頃にはトレーニングをしてダイエットに成功しました。
2020年頃にはテレビ番組で見ることが少なくなり、一部では「干された」と言われているようです。
しかし、何かトラブルがあったテレビ番組に呼ばれなくなったわけではなく、マツコ・デラックスさんなどのおねえタレントの台頭もあり、需要が少なくなったことが理由のようです。
現在は実業家で他の活動は？
現在はタレントとして活動をしながた、飲食店の経営、化粧品のプロデュースなどをしています。
2024年現在、飲食店は4店舗。
杉並区高井戸で鉄板焼き・和食の「大三」、世田谷三軒茶屋で居酒屋「よんなー酒場」、タコ焼きバー「たこはる」、世田谷区南烏山でデリバリー連門店の「BUSHIYA」を経営。
化粧品は「JACSKIN」というブランド位でプロデュースをしています。
芸能活動ではイベントなどの出演の他、ディナーショーなど、音楽活動もしているようです。